プリザーブドフラワーとは
About Preserved Flower
プリザーブドフラワーは生花より長時間お楽しみいただけるお花です
“プリザーブド”とは、直訳すると“保存”という意味。
生花の組織を保ちながら、水分とプリザーブド液をすりかえる特殊な技術により加工されたものを、プリザーブドフラワーと呼びます。生花の水分を抜くことでバクテリアの発生を抑え、抜いた水分に代わるプリザーブド液によって瑞々しさと柔らかさを保たせるので、生花のようなしなやかさを長い間楽しめることが最大の特徴です。水を与える必要がない上、生花より軽く、黒や青などの生花にはない色を含め、様々な色のバリエーションが楽しむことができる、生花とドライフラワーの両方の良さを兼ね備えた画期的な花材です。
歴史
プリザーブドは「葉」にグリセリンを吸わせ、長くもたせることが加工の始まりです。その手法は20年以上前から取り入れられていましたが、現在のように色を入れるものではなく自然な色をそのまま活かすものでした。その後ベルギーでバラの加工技術も開発され、色を吸わせたプリザーブドフラワーが生まれました。また、この加工技術とは別に、コロンビアでもプリザーブドフラワーの加工技術が新たに開発され、これが後のフロールエバーとなります。日本に初めて入ってきたプリザーブドフラワーはベルギー産のものでしたが、日本で根付き始めたのは今から約10年前、フロールエバーの入荷が始まってからのこととなります。その後、教室・ブライダル・ギフトのマーケットで急成長し、現在では人気のある習い事の上位にランクインし、生花店での取り扱いも広がっています。(情報提供:フロールエバー)
最近は特殊加工を施し、十分な光(お部屋の照明でもOK)を浴びたローズが暗闇で幻想的に光るプリザーブドフラワーも出ております。
IPFAでは輝度が高い光るプリザーブドローズを使用しています♪
取扱いのご注意
プリザーブドフラワーは水をあげる必要がない、手のかからない花です。
ですが、
○直射日光
○高温多湿
○水
が苦手な花ですので、保管場所には十分ご注意ください。これらの場所に放置しますと色移りしたり、寿命が短くなってしまいます。直射日光が当たらず湿気の少ない場所に置けば長時間お楽しみいただけます。
(水は必要ありません。手入れとしては、ホコリを定期的に払っていただくだけで大丈夫です。)
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